漫画本の電子書籍の配信登録をするにはjpeg画像からepubファイルを作成し、そのepubファイルを電子書籍ストアに登録する…という手順を踏みます。
ところがこの手順をiPhoneで行う場合、iPhoneはjpeg画像の出し入れは自由ですが、epubファイルの出し入れは少々難しいという問題があります。そこで、作業を簡単にするためにepubファイルを自由に出し入れできるDropboxの活用を推奨します。
Dropboxはネットにつなぐことで利用でき、誰でも無料で作成できる「ファイルの保管庫」です。ファイルを保管できる容量には制限がありますが、セキュリティは高く、使い勝手が良いので作って損はありません。
このページではiPhoneを使って自分専用のDropboxを作成する手順を解説します。
ネット上のファイル保管庫(Dropbox)を作るにはDropboxのアカウントを作成する必要があります。アカウントの作成はiPhone用の「Dropboxアプリ」でできます。
おおまかな手順の流れは以下の通りです。
Dropboxの作成に必要な情報 |
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名 |
あなたのお名前のファーストネーム(ペンネームでも可) |
氏 |
あなたのお名前のファミリーネーム(ペンネームでも可) |
メールアドレス |
メール受信にご自身が一番使い勝手のよいアドレスを記入します。「***@***.***」の形体のメールアドレスならなんでも使用可能です。 |
パスワード |
Dropboxを利用する際の本人確認に使用する鍵です。英字と数字を混ぜた10字以上が推奨です。他の場所で使うパスワードとはなるべく別の文字列を用意しましょう。 |
インストールが完了したら「開く」を選択して、アプリを開く。
DropboxアプリのOP画面で「アカウントを作成」を選択。
「新しいアカウント」作成の画面で「名」「氏」「メールアドレス」「パスワード」を入力し「Go」を選択。
ポップアップするメニューの中で「同意する」を選択。
Dropboxに写真を追加するかどうか尋ねる画面が表示されます。「スキップ」を選択。
パソコンでDropboxを利用するかどうか尋ねる画面が表示されます。「スキップ」を選択。
「最近」という題の画面が表示されます。Dropboxアプリ内での操作は以上です。
メールアプリを開くと「Dropbox」から届いているメールが確認できます。「メールアドレスを確認して下さい」というメールを選択
メール内に「メールアドレスを確認」というボタンが表示されます。これを選択。
自動的にsafariが開き「メールアドレスを確認完了」が表示されます。
以上で「Dropbox作成」の手順は完了です。
以上でご自身専用のDropBoxが完成しました。試しに画像データを登録して動作を確認してみてください。
iPhoneから画像データをDropboxに移送するには「Dropboxアプリ」が「写真アプリ」にアクセスできる設定が必要。
まずはiPhoneの「設定」を開く。
「設定」内の「プライバシー」を選択。
「プライバシー」内の「写真」を選択。
「写真の設定」内の「Dropbox」のスイッチをオン(緑)にする。
Dropboxアプリを開き、下部のメニューで「ファイル」を選択。
Dropboxに現在登録されている情報の一覧が表示される「ファイル画面」が表示されます。右上の「…」を選択。
ポップアップのメニュー内で「ファイルをアップロード」を選択。
「写真」アプリ内のアルバムのリストが表示さfれるので、目的のアルバムを選択。
「アルバム」の中の目的の画像ファイルを選択。(複数選択も可能です)
画面右上の「アップロード」を選択。
「6」の「ファイル画面」の一覧に、新たに画像データが表示されれば成功です。
以上でDropboxへの画像登録は完了です。